(21) どのような感情もエネルギーであり、それに影響を受けて生きている。


泣き喚いて疲れて一人でベッドで寝ていた時に、玄関からやってきたあの不思議な存在は何なのか、気になっていたので、Midoriさんに聞いてみました。

 

「それはMegumiさん自身ですよ。」

 

どういうことかというと、彼についていった私のエネルギー体が自分の身体に戻ってきたということらしい。

 

ちゃんと玄関を通って戻ってくるあたり、律儀なんだな、私、なんて思ったけれど、いや、そんなことを考えている場合なのか?と少し不安になりました。

 

今になって分析してみると、非常に感情的になっていたことで自分の思いからエネルギーが発せられ、その状態の中、彼が家を出て行った(仕事に出かけた)ので、自分を置いていって欲しくないという思いから、その発せられたエネルギー体はそのままついて行ったのだと思います。

 

強い思いは強いエネルギーと同じであり、一つのカタチとして存在し得るということをこの時初めて知りました。

 

そして、その後もそういうことを感じることが度々ありました。

 

それは、自分から発せられるものだけでなく、ほかの人々から発せられるものも。

 

それだけ人々はエネルギーを発し、また発せられたものを受け、生きているのだということを知りました。

 

愛や喜び、思いやり、気遣い、嫉妬や怒り、悲しみ、どんな感情にもエネルギーはあり、それを発し、受けているのです。

 

分かりやすい例を挙げると、「祈り」がその一つです。

 

相手のことを純粋に思う、その祈りの気持ちは必ず届きます。

 

ある時、ある人が体調の悪い私を気遣って思いを飛ばしてくれたのを感じたことがありました。

 

後にも先にもそこまではっきり分かったのはその時だけですが、純粋でとてもかわいいエネルギー体で心配そうに私の頭の周りをグルグル回っていました。

 

「私は大丈夫だよ」と(心の中で)声を掛け、なだめるような気持ちでいると、その子はスーッと消えました。

 

本人は飛ばしたつもりは全くないと思いますが、私を気遣う思いはちゃんと届いていました。

 

逆に、わが子を心配し過ぎて、心配のエネルギーをわが子に巻きつけているパターンにヒーリングをしていて出くわしたことがありました。

 

この場合の心配というのは、純粋に思うことを通り越して、不安になり替わっていたのです。

 

不安というネガティブな要素を知らぬ間にエネルギーに乗せ、飛ばしていたのでしょう。

 

このように、生きていればいろんなエネルギーと出くわします。

 

ましてやいろんな人に囲まれて生きていれば、ポジティブなものもネガティブなものもあります。

 

でも、これは自然なことで怯える必要はないです。

 

ただ、いろんなエネルギーがあるということを知っておくと、自分に必要のないエネルギーに左右される事態は防ぐことが出来ると思います。

 

 この防ぐということは何かについて、次の記事で書いていきます。