ACS講座を受ける前の話です。
見えない世界に足を少し突っ込み始めて、スピリチュアル用語を耳にするようになりました。
そのような流れで、過去世、前世というのを知りました。
本当にそんなのってあるのかなと単純に興味が湧きました。
仏教では、輪廻やカルマといった考え方もありますし、本来日本人にとっては馴染みのある考え方のような気もしますが、いざ、あなたに過去世がありますよ、と言われても、自分で見てみるわけじゃないし、そんなのどうやってわかるんだろうって思っていました。
すると、どなたかがブログで『前世療法』という本を紹介しているのを見つけました。
これは、アメリカの精神科医ワイス博士の著書で、クライアントの抱えている心理的肉体的問題の解決を催眠療法(ヒプノセラピー)を通して見つけていくというもののようです※。
このヒプノセラピーの中で、その時に見るべき過去世をクライアントが見ることが出来るということを知って、自分で過去世を見られるって面白そう!と思っていました。
たまたまその頃、ヒプノセラピーをグループで受けられる機会があると聞いて、これは受けてみよう!と思いました。
どんなのが見えるんだろうと、単純にワクワクしていました。
当日、セラピストの方が手順を説明してくださいました。
そのグループセッションでは、設定したテーマに合わせた過去世の一つを見ます。
セッションをしてくださる方が言葉で誘導していくのに合わせて、その時生きていた人生の場面が切り替わっていき、最後に亡くなって上に上がり、そこに何か(誰か)が現れ、プレゼントをもらうというのが一つの流れです。
この時に受けたヒプノセラピーで、私はあまり上手く見れなかったように思えました。
私が見たものはすべてがセピア色で、誰かと一緒に住んでいるとか、家だとか、そういうのが全然出てきませんでした。
出てきたのは、古代エジプトに出てくるような大きな木の船。
その船先に大きな太陽のモチーフみたいなのがついていました。
いくつもの大きな船はすべて白い帆を羽ばたかせ、雲の上を、大空を飛んでいました。
あれ?船って空を飛んだっけ?
見ながら、頭が??となっていました。
とりあえず見たものは否定しないと聞いていたので、とりあえず見ていましたが、あれー?と思っていました。
その後は、多くの人たちが木製のローラーコースターみたいなのに乗って移動しているところを見たり、最後の死ぬときの場面は、、、空に向かって大勢の手がうごめいている中、そこからスーッと上に上がっていきました。
あー、生き埋めにでもなったのかなぁ、なんて思っていました。
雲の上まで上がって、誰が何のプレゼントを持ってきてくれるんだろう??
なんて思って待っていましたが、誰もこないし、誰も何も持ってこない・・・
で、私のヒプノ体験は終わりました。
他の方々のお話をその時シェアしたのですが、みんな、江戸時代の、、、とか、中世の。。。とかお話しされていて、プレゼントをもらいましたともおっしゃっているのに、私だけか・・・と少しさみしくなりました。
その後、あと2,3回ほどヒプノを受ける機会があったのですが、同じく何ももらえず、しかも、なんか空を飛んでばかり。
もしくは上手く見れなかったり。
なんで人間の生活っぽいものを見れないのかなぁ、なんて思ったりしていましたが、その理由は後でわかりました。
このことは機会があればお話ししたいと思います。
※私はヒプノセラピーについてあまり詳しくはありませんので、詳しいことはワイス博士の著書をご覧ください。
またヒプノセラピストとして活躍されている方は日本にも多くいらっしゃるので、そちらの方々にお尋ねください。
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