(29) 神様らしき存在とのはじめての交信。


寝ようと思って横になると、頭の中が瞑想状態になることが増えてきました。


その状態は、雑念や眠気は無く、意識ははっきりしています。


ある時、横になると、しばらくするとあのいつもの青色の●の光がぽわぽわと見え始めました。


いつもよりも空に向かって列をなすようにその●は上がっていきました。


やがて、その先に青白い光の線がたくさん見え始め、それは光のシャワーのようになりました。


その光のシャワーは、光の加減で虹色にも見え、自分で降り注いできます。


そのシャワーの中から、はしごのような階段が見え始めました。


そのうち、それは暗い森の中にある木でできた小さな社の低い階段であることに気が付きます。


まだ新しい社のようで、その周りには全く人影はありません。


社の入口に、白く丸い光が見えますが、その光はそれほどのまばゆさはありません。


その光に、私がどんどんと近づいて行き、その丸い光はトンネルの入り口であることに気が付きました。


その光のトンネルに私は入っていき、その光はどんどんと柔らかなピンク色に変化し、気が付くと雲の上にいました。


ここで、寝返りを打ってきた夫にぶつかって、映像が途切れました。


綺麗なものを見たし、気分よく、さぁ、寝よう!と思い、また目を閉じましたが、今度は気が付くと部屋に一人で立っていました。


私の夫は京都にある伏見稲荷神社に毎年初詣に行くのですが、そのときに『達成のかぎ』というお守りを買っています。


新年にその年の分を買い、前年分をお返しするのですが、その年はすっかり持っていくのを忘れていたので2年分家にありました。


その古い方を私はなぜか片付けようと手にしていて、その時、ラジオから話し声が聞こえた気がしたので見てみると、そこには電源が入っていませんでした。


あれ?と思うと、「おーい!」と関西弁っぽいおじさんの声が聞こえてきました。


なぜかそこで私は「神様だ!」と思いました。


その神様のイメージは、スサノオの尊みたいな感じです。


絵をここで貼り付けられないので、イメージを知りたい方はググってみてください。


すると、


「むさしの・・・」


という声が聞こえてきて、


「ん?何のことでしょう?それは何か教えてください。」


と私が言うと、


「ほら、あれや、小説や。服(?)も宗教も関係なく・・・いっぺん読んでみなされ。」


と聞こえ、ここでぷつっと交信みたいなのが途切れました。


はっと気が付くと、手がとても熱くなっていました。


この後、後頭部にドクドクと血が流れているのを感じました。