【1】伏見稲荷神社に行く。


2014年5月。

 

その年のゴールデンウィークも、夫の実家の関西方面に帰省をする予定でした。

 

この頃、以前にラジオの周波数のように聞こえた神様のような存在のおじさんのことが気になっていました。

 

あの時に見た昨年の分の達成のカギを伏見稲荷にお返ししていないことも気になっていたので、帰省したら京都の伏見稲荷に行こう、そう決めました。

 

一度だけ夫に連れられて初詣で伏見稲荷の山に登ったことがあります。

 

何も知らなかった私はヒールのあるロングブーツで行きました。

 

辛いのなんのって、よく頂上まで行ったなと思います。

 

あまりの辛さに、私はずっとブーブー文句を言っていた記憶があります(笑)

 

今回はちゃんと歩きやすい靴で行くことにしました。

 

夫も誘ったのですが、めずらしく行かないと言うので、これは一人で行きなさいってことだと思いました。

 

5月2日。

 

とってもよく晴れた初夏のような日でした。

 

まずは本殿でお参りをし、忘れないうちに達成のカギを返しに行ってきました。

 

それからは、赤い鳥居をいくつもくぐって稲荷山を頂上目指してひたすら歩きました。

 

ソウルリーディングをするようになってからエネルギーを身体で感じるようになり、それから初めての神社だったのでどんなエネルギーを感じるのか楽しみでもありました。

 

鳥居を一つ、また一つとくぐっていくと、エネルギーが強くなっていくのを感じました。

 

この鳥居には、人々の願いや思いが詰まっています。

 

いくつもこの鳥居があることで、この稲荷山を強固に守っているのが感じられます。

 

日本にはこのような場所がいくつもあるけれども、それぞれ同じようにその山を守っています。

 

そして、なぜ守っているのかというと、人々の純粋な思いや願いのエネルギーを宇宙に送っていて、そのエネルギーが地球や宇宙を成長させたり、守る力となっているのです。

 

頂上に近づけば近づくほど、エネルギーが力強く感じられます。

 

そして、頂上に着き、ここでチャネリングをしてここの神様とお話をしようとしましたが、人が多く、この場所では断念しました。

 

一つ下に下がり、そこには椅子があったので、そこに腰かけ、心を整え、伏見稲荷の神様に話しかけてみました。

 

 

「日本を守るための膜を強くしなさい。」

 

え?そんなのどうしたらいいんですか?

 

「イメージをしなさい。おまえはやり方を知っているだろう?今日、分かっただろう?」

 

んー、よく分からないけれどやってみよう、そう思い、日本地図をイメージしました。

 

すると紫色のオーラが出てきたので、そのオーラで日本を何層にも巻きました。

 

「それでよい。」

 

そうか、それでよいのかぁ、となんとも不思議な感じで、そのままその場を去りました。

 

途中、どうしてもお稲荷さんを食べたくて、眺めのよい茶屋に入りました。

 

お稲荷さんを頬張りながら、昨日のことを思い出していました。

 

ここに来る前に知っておかないといけないことはないかと自分のソウルと話をしていました。

 

「日本の軸を強固にする必要がある。それを強固にすることで、地球、そして宇宙が守られる。」

 

ソウルがこう話していたので、なんか壮大な話だなぁ、なんて思っていましたが、このことと繋がるのかぁ、なるほど、モグモグ。。。でも、まさかなぁ、、、、と半ば信じられない気持ちでした。

 

そして、これが私のアースライトヒーリングの旅の序章でした。

 

でも、まだこの時は知る由もありませんでした。