【3】浄瑠璃寺から岩船寺へ行く。その2


その当日も、伏見稲荷に行った日と同じく、晴天で暑い日でした。

 

ハイキングに行くには良い日かもなんて思っていました。

 

まず、3人で浄瑠璃寺に車で行き、専用の駐車場に止めました。

 

浄瑠璃寺には見事なお庭があり、そのお庭は結界を整えるための作りになっているとの説明がありました。

 

その説明の通り、しっかりとしたその場を守るエネルギーを感じました。

 

本堂に入ると、大きな阿弥陀様がいらっしゃいました。

 

そこで、阿弥陀様にチャネリングをしてお話をしてみました。

 

前日に聞いた青い珠とはエネルギーのことで、ここ浄瑠璃寺で受け取り、そして、岩船寺へと続く当尾の道を歩きながら、数多くある石仏からさらにエネルギーを受け取り、それらのエネルギーを岩船寺に届けるようにとおっしゃっていました。

 

なぜ、このようなことを私がするのか?とても不思議に思ったので聞いてみました。

 

私はエネルギーを集める媒体となり、動いて運ぶ。

 

そのような仕事を繰り返ししていくことで、私自身が持つエネルギーを受け取る器のようなものを広げていき、より多くのエネルギーを運べるようになる。

 

そうすることで、自分の力も強まっていく。

 

そういうことだということがわかりました。

 

なんとも不思議な話を聞いて、半信半疑でありながらも、ここまで来たのだからやってみるしかないと思い、その場を去りました。

 

この浄瑠璃寺から岩船寺までの道のりはご説明した通り、なかなか大変で、お天気が良いことも今となっては悔やまれるほどでした。

 

普段からハイキングをされている方にとっては、なんということのない道だとは思うのですが、運動を全くしない私にとってはヒーヒーでした。

 

そうは言っても、道中にある石仏を見つけながら、歴史を感じて歩くのもなかなか楽しいものです。

 

本当にたくさんの石仏があり、その一つ一つに拝みながら、エネルギーを頂戴して歩きました。

 

手を合わせると、何とも言えない温かいエネルギーを感じます。

 

それらのエネルギーが自分の身体に蓄えられているのを感じながら、岩船寺へと向かいました。

 

岩船寺では、浄瑠璃寺とは打って変わって、柔らかい感じのエネルギーが感じられました。

 

こちらも本堂に大きな阿弥陀様がいらっしゃり、そこでお話をすると、

 

「目を見なさい。そこでサードアイを通してエネルギーが送られる。」

 

とおっしゃりましたので、その通りにしました。

 

その集めたエネルギーはどうされるのですか?と聞くと、地球と宇宙をつなぐベルトような柱のようなものになり、そうすることで、地球と宇宙とのつながりを強固にし、ブラックホールのような闇に地球が引っ張られるのを防ぐとのことでした。

 

実は、以前にそのようなヴィジョンを瞑想中に見たことがあって、その話はスーッと自分の中に入っていきました。

 

そして、

 

「今回の仕事のお礼に赤い珠をやろう。これは自らのエネルギーを作り出せることが出来るものだ」

 

とおっしゃられました。

 

なんだか便利そうなものだな~と思い、でも、いまいちピンとこない私がでしたが、お礼を言い、その場を後にしました。

 

帰りはかなり疲れていたので、浄瑠璃寺の駐車場までバスに乗ろうとしましたが、乗り遅れてしまい、結局元来た道を歩いて帰ることになりました。

 

その道中、なぜか行きでは立ち寄らなかった石仏があり、その石仏はお不動さんで願いを一つだけ叶えてくれるものだと義父が教えてくれました。

 

そこで、先ほど阿弥陀如来様がくれると言った赤い珠をお願いしました。

 

お願いすると、ホワッと身体が熱く感じられました。

 

いまいちよく分かっていないけれど、お決まりの「まぁ、いっか。」でその旅は終わりました。


 

 

※これらのお寺には国宝級の仏像があり、仏教美術としても素晴らしいお寺だと思います。そういう詳細については触れていませんが、ご興味のある方はぜひご自分に調べてみられてください。また、私が感じたことはあくまで個人的な見解です。