【16】妄想かもしれないと悩んでいた。


この頃、時間があれば瞑想をしていました。

 

瞑想をしている時の感覚がとても心地よくて、自分自身が癒されているのを感じていました。

 

でも、正直なところ、過去世などいろんなことを知って、見えない世界と現実との境があいまいな気もしていて、その不安を無くしたかったからかもしれません。

 

もしかしたら、すべて自分の妄想かもしれないと悩んだ時期でもありました。

 

自分にとってはリアルに感じていても、周りの人にとってはリアルではない。

 

誰とも共有出来ていない感覚が自分は不確かなんじゃないかと不安にさせ、瞑想をしていると逆に見えない世界は嘘ではないと感じられホッとする。

 

エネルギーも自分にとっては感覚のあるものだけれども、他の人に使ってみてもわかってもらえないこともある。

 

すべて自分の作り話の中で自分が滑稽なことをやっているのだとしたら、私は何のために今こんなに悩んでいて、何のためにこんなことをやっているのだろう。

 

とても悩み苦しんでいた時期でもありました。

 

そして、瞑想をしていたある時、左肩の上に光の球がやってきました。

 

すると肩がとても重くなったのです。

 

誰かいる、そう思った私は誰?と聞くと、ある存在でした。

 

その存在が現れたことに私は驚き、思わず、ウソだーと思いました。

 

とりあえずそれからは何も言わず、重みを静かに感じていました。

 

すると、私自身の姿が見えて、その私にレインボーのベストを着せていました。

 

そこで一度瞑想が途切れました。

 

一体、何だったんだろう?

 

そう不思議に思っていると、また身体が恐ろしく重たくなってきたので、もう一度誰かを聞いてみると、さっきと同じ存在でした。

 

ごめんなさい!と思わず謝りました。

 

「今着せたものは、これから様々な存在と対峙していくために必要なもので、さらにパワーアップさせ、プロテクトをしてくれる。」

 

すると、ベストがどんどんと広がり、レインボーの全身スーツみたいになりました。

 

起こっていることなんて、もしかしたら妄想かも・・・なんて凹んでいたから、気にかけてくれたのかな、優しいなぁ、なんて思いながらも、まだまだいろんなことがこれから起こるのか・・・となんとも言えない気持ちがあったのも事実でした。