●自分の奥にある本当の感情と欲求を満たしていくことが大事ですよという話。

リーディングやヒーリングで受け取ったメッセージや感じたこと、視えたことは、出来るだけそのままお伝えできるように、そして、自分の考えやジャッジを入れないように、言葉使いには注意をしてお伝えするように心がけています。ただ、以前私は勘違いをしていたことなのですが、ソウルさんはその方にすべての正解を与える存在ではなく、その方が自分の人生を自分の力で歩んでいけるよう応援をしてくれている存在であるということを忘れてはいけません。何も学ばず楽に人生を歩むためのメッセージをくれるわけではないということなのです。なので、その方の学びを奪うことなく、ご自分で考え、ご自分で人生のかじ取りをされていくために、メッセージを伝えることに徹することが私がする事なのだと感じています。

 

ただそうは言っても私も人間なので、自分をクリアな媒体とすることに難しさを感じることもあります。クリアであるために、無の状態でリーディングやヒーリングに取り組むことに徹するよう努力していました。しかし、最近、胸が恐ろしく辛くなってきたのです。胸の奥で何かが大きく膨張しているような、とても大きなエネルギーの塊が溜まっているのを感じるのです。自分でもヒーリングをしたりするのですが、少しマシになる程度で、これではどうしようもなく、パートナーのAyumiさんにヒーリングをお願いしました。

 

そこで受け取ったメッセージが以下でした。

 

『地に足付けるということは、グラウンディンクをイメージすることだけではなく、自分の奥にある本当の気持ちや欲求を感じて満たしていってあげること。それを体感して腑に落としていくこと。だそうです。なので、お話した感情を心で感じて人間としての欲求をちゃんと認めてあげることで地に足がついていくから、そこをしていくことで人間のめんどくささや自分の中のあらゆる気持ちを許せるようになるのかもしれません。』
あぁ、そうかとやっと気が付きました。私は無になろうとするあまりに自分の感情にいつの間にか蓋をしていたようです。クライアントの方々にはさんざんお伝えしてきたのに、まさしく自分もそうだったのだと。よく聞く言葉ですが「人のことはよく見えるけれども、自分のことは見えない」というヤツですね。自分と向き合うという作業は本当に勇気が要ります。そして、自分一人だと都合よく見たくないものは見ないように済ませようとします。なので、相当の勇気と努力がないと自分で自分の心の奥を見るというのはなかなか行えないものなのだと改めて思いました。いくらでも自分をごまかすことは出来ますから。自分と向き合いましょうと言いながらも、自分が本気で出来ていなかったことを反省しました。
ここから自分の感情や欲求は何か、一から向き合うことを始めました。すると、自分が溜めてきた感情や欲求が何か、すぐには出てこないんですよね。何を私は辛いと感じているのか、本当に今やりたいことは何なのか、全然出てこないんです。それだけ自分に無頓着になってきていたのだなぁと改めてわかりました。

 

自分の欲求って何だろうと感じてみました。物欲があるわけでもなく、特定の何かを食べたいわけでもなく、どこかに行きたいわけでもなく、じゃあ休みたいかというとそういうのでもない。一体、私は何をしたくて、何をしたら心地が良いのだろう、何をしたら自分の心と身体は喜ぶのだろうかと考えていました。

 

そう言えば、来日したら次こそは!と思っていたCOLD PLAYのコンサートに4月に行くことになっていたので、予習がてらに音楽を聴こうと思い、久しぶりにイヤフォンを使って聴いていました。以前は落ち込んだりイライラする時は、音量を大きくしてイヤフォンで音楽を聴いていました。周りをシャットアウトして完全に自分の世界に入ることで、自分はリラックスをしていたのだと思っていました。けれども今回久しぶりにやってみて、そうではなかったんだなぁと気が付きました。私は自分という存在を何かに溶け込ませたかったんだなぁと。音楽という音の波に自分を溶け込ませることで、今いる自分の世界から抜け出して自分という枠を外し、心地の良い音と一体化することが出来ます。そうすることで大きな癒しを私は得ることが出来ることに気が付きました。私にとってこれは旅行でも同じ効果があります。

 

昨年末、沖縄の久高島に一人で行った時に、青空の下、背の高い草木に囲まれた一本道を自転車で走りました。その時に、島の空気と光と自然と自分が一体化したような、何とも言えない至福の感覚がありました。あの時、私は自分の枠を外れて、すべてと一体化したような大きな癒しを感じていたのだと思います。それは、カナダやアメリカの大自然の中に自分の身を置いた時も同じです。自分という存在がちっぽけなものだと確認することで癒しを得ていたのではなく、すべてと一体化することで癒しを得ていたのです。

 

これが自分の欲求だったのだとようやく気が付きました。この欲求を満たしていくことで、自分の胸が少しずつスーッと透き通っていく感覚があります。疲れている時、本当は何をしたいのか、自分に問いかけることをオススメすることがありますが、ようやく自分にそれが出来た感覚がありました。

 

 

自分が今したいことは何か、それは大それたことである必要はなくて、どんな小さなことでもいいのです。小さな小さな自分の欲求を満たしていく、改めてそのことがとても大切なんだなぁと思ったのでした。

 

 

では、自分の感情の部分はどうか、このことについては今後少しずつ書いていこうと思います。